このたび、韓国・釜山で開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第48回世界遺産委員会において、「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録が決定されましたことを、心よりお慶び申しあげます。
飛鳥宮跡、藤原宮跡、石舞台古墳、高松塚古墳、キトラ古墳、飛鳥寺跡、飛鳥水落遺跡など、明日香村、橿原市、桜井市に広がる19の構成資産から成る「飛鳥・藤原の宮都」は、日本の都づくりの原点であり、古代国家形成の過程を今に伝える、極めて貴重な文化遺産です。
この登録は、長年にわたり文化財の保存・継承に尽力されてきた地域の皆様をはじめ、行政、研究機関、関係団体など、多くの関係者の皆様のたゆまぬご努力の賜物であり、深く敬意を表します。
平城京天平行列実行会といたしましても、元明天皇による平城遷都之詔をはじめ、元正天皇行列などを通じて、奈良の歴史文化の魅力を広く発信してまいりました。飛鳥・藤原の地から平城京へと受け継がれた古代日本の歩みを、多くの方々に感じていただくうえでも、今回の世界遺産登録は大変意義深いものと受け止めております。
このたびの世界遺産登録を心よりお祝い申しあげますとともに、「飛鳥・藤原の宮都」がこれからも多くの人々に親しまれ、その歴史的・文化的価値が国内外へ広く発信されていくことを心より祈念いたしております。